いつの時代も壁面収納 つっぱりだけは変わりません
それまでは月単位で会議を設けていたこの会議は1年を52週ととらえて、翌週の重点販売商品、重点売場とそのための販売体制の準備と確認を行なう。
同時に、成功事例を全店に波及させることを目的としている。
52週マーチャンダイジングの手法は、とくに新しいものではないが、JSCでは、週間営業会議というようなものは従来開かれていなかった。
このことは、O社長が商品部を担当していたという経験を背景にして、経営のテーマがそれまでの提携戦略や業態開発中心から商品やマーチャンダイジングヘシフトしていることがわかる。
週間営業会議の内容は、この会議のメンバーである4つの「社内カンパニー」(北日本、関東、中部、西日本)と「九州JSC」と「琉球JSC」の社長が、それぞれカンパニーや会社に持ち帰り、翌日の水曜日には地域カンパニーにおいて同様の会議が開かれる。
1998年には、このほかに関連商品を一堂に集めた「キッズワールド」「メンズワールド」、そして、食品部門では惣菜を中心とした調理済食品「レディミール」などの大型売場作りによる売場改革を一気に拡大した。
1999年(2000年2月期)には、集中と選択の下に、総合量販店子会社2社(「信州JSC」「扇屋JSC」)をJSC本体へ吸収合併し、そしてスーパーマーケット子会社の地域単位の統合を一気に進めた。
同時に専門店子会社の整理、売却を加速した。
2010年ビジョン2000年(2001年2月期)は、企業変革の基幹プロジェクトである「戦略IT構想」と「戦略物流構想」が準備期間を終えていよいよ実行計画の第一段階に進んだ年だ。
戦略IT構想の中心プロジェクトであるマーチャンダイジング・プロセスの変革に対応して、商品部第一号として、紳士衣料部門の組織を従来の「縦型組織」から、マーチャンダイジングのプロセスに対応した「機能別組織」に変更した。
このような機能別組織への編成替えは、紳士服部門を皮切りに順次、全商品部門に拡大していく。
2000年4月には、世界の多くの大手小売業が参加しているインターネットを使った世界最大の企業間取引市場である「WWRE」(ワールドワイド・リテール・エクスチェンジ)の設立した。
このことは将来、商品や資材そして消耗品の調達コストの引き下げに大きく貢献す売場改革も引き続き進行しており、これをベースにした総合量販店のニューフォーマットである「山形南店」や「秋田五城目店」が開店した。
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